9月29日、昨夜は中秋の名月でした。
全国的に晴れの夜で、日本中の人があちらこちらで空を見上げ、美しい月に魅せられたことでしょう。
私もその一人で、やっと向かいの山の上に満月が上がったのが7時過ぎ、雲一つない空にくっきりとお月様が浮かびました。
ススキもお団子もないお月見でしたが、それでも心が洗われる時間でした。
喫茶店「メルシー」の花壇に植えてあるタヌキマメ。
以前、我が家の田んぼの岸に生えていた時、これは珍しい植物だからと言ってわざわざ教えてくださった方がいたので、一株掘ってきて鉢植えしていましたが3年ほどで枯れてしまい、その後は見ることがありませんでした。
それが「メルシー」に 行くようになってから、入口のすぐ近くに植えてあるのが気になって、今日店主のMさんにタヌキマメのことを話すと、「この植物のこと知らない人が多いんよ」「珍しい草なんよ」と。
久々にタヌキマメのおかげで話が弾みました。
タヌキマメの名前の由来ははっきりしていませんが、①花が狸の顔に似ているから ②果実を包むガクが狸の体毛のようだからとか諸説あるようです。