2014年1月14日火曜日

彼岸花の葉っぱ

田んぼの畦や畑の岸が一面枯草色になるこの時期、あちこちに円形の青々とした草を見ることができます。
これは彼岸花の葉っぱです。
秋のお彼岸の頃、真っ赤な花を咲かせていた彼岸花は、他の草花が枯れてしまう冬の間に、青々と葉を繁らせ春までの間に地下の球根にしっかりと栄養を貯めます。
そして夏の間は地上部には何もなくなってしまって休眠期を迎える。
このように普通の草花とは全く逆サイクルの生長をする彼岸花。
独特のあの目立つ花は楽しんでも、今まで葉っぱを気にすることはありませんでした。
けれど秋、田んぼの畦を鮮やかに彩ってくれた彼岸花が、冬枯れのこの時期に艶やかな緑を楽しませてくれるなんて・・・なんか不思議なようで嬉しいですね。
  
  

昨年の9月15日に同じ場所で撮った写真です。
 
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5 件のコメント:

千葉のクリスタル さんのコメント...

(@_@;)ひぇ~!彼岸花だったんだ!
知ってますその草♪そうかぁ知らなかったなぁ~。本当に知らなかった~(-.-)
しっかり根付いていますよね。あんなにこんもりと青々として、寒い時期に緑をもたらせてくれているなんて、ほんと神秘的だわ。
お花もまだまだ私が知らないさまざまな神秘があるのでしょうね。

エゴマ小母 さんのコメント...

今迄開花時期以外は気に留める事も無かった彼岸花ですが、流石着眼点がすごいですね。
いつかのチリメン葉ボタンは、出かけた折たまたま見かけたものです。夫も一袋植えましたが、とてもこの様にはなりませんでした。

ひとりごと さんのコメント...

なるほど~そうなんですか!そう言えば
今時期青々と茂っていますね。
こちらでは雪が一面に降ると、田圃の岸で
一番に目立つのが彼岸花の葉なので、鹿が
食べるのですね。納得です。今では鹿も
ある所を知っているので、葉っぱも出る間が
なく、根っこはむき出し、岸は崩れて荒れ放題です。
それでも彼岸花は強いですね。むき出しの種からでも、芽を出しています。
ご免なさい。長々と彼岸花談義でした。
今年もよろしくお願いいたします。

真加部の丘から さんのコメント...

そうですか~ 彼岸花の葉が今頃、青々とした葉から球根に栄養を蓄えているのですね。
それで秋には綺麗な花を咲かせるんですね。
鹿のえさにもなるんですか? 知らなかったです。

林(りん) さんのコメント...

彼岸花には毒があるのに、鹿君も悪食で。道路の融雪剤[塩分]がしみているから食べるのかも。
余計なこと言わないでと、不思議なのは花は咲けども、実はならずなのに、どんどん増えるのは球根が散らばるからでしょうが、どうやって散らばるのか不可解です?