2014年4月3日木曜日

花への思い

我が家の小さい庭に、この春もいろんな花が芽を出し花をつけている。
40年も前に亡き父が造成した庭だが、この時にはちゃんとした庭師さんが小さいながらも父好みの庭に仕上げて下さっていた。
それが私(たち)の代になってからは、空いたスペースに所かまわず自分好みの花木や花を植えてきた。
だから父の植えた木以外のものは、どこからどうやってここに植えられているのか全て分かる。
(ただ相方が気を利かせて草取りでもしようものなら大変。大事にしていた花が抜かれてしまう。だから庭の草取りは私の仕事にしている)
今日の「カタクリの花」は、父の代から毎年庭木の剪定にきて下さっていたKさんが「この花はいいぞ」と言って、10数年前に1本だけ持ってきて下さったもの。
カタクリはその時と同じ1本のまま。
今年はもうダメかも・・・と毎年思っていても、この時期になるとヒョロッと芽を出し一輪の花を付けてくれる。
そのKさんは昨年病気で亡くなった。
この花を見るとKさんを思い出す。
「ヒトリシズカ」は押し花に夢中だった頃、同じ仲間のAさんがポット植えにしたものを下さった。
少しずつ株が大きくなって今年も沢山の花を付けるだろう。
これから小さい庭にいろいろ花が咲く。
どれもこれも大切な思い出を持った花ばかり。




「ヒトリシズカ」 まだ若葉がひらいていません


これは昨年の4月9日に撮ったものです


5 件のコメント:

林 さんのコメント...

一株一株にそれぞれ思い入れがあるのですね。
大事にしないと。
カタクリも連れ合いさんが必要なのかも。

千葉のクリスタル さんのコメント...

カタクリの花。良かったですね。
可憐な花だからよけいに大切にしたい花です。
これからもっと増えてもらえたら嬉しいですね(*^^)v
これから花の季節です。いいですね。

ひとりごと さんのコメント...

大切に保護されているお庭、花にも木にも
色々の思い出がありますね。
雑草抜きにも時間と、根気がいる作業ですが、
一つ一つを愛おしみながらすれば、花も答えてくれるでしょうね。
カタクリの花 清楚で気高い花ですね。なかなか増えないのですね。

真加部の丘から さんのコメント...

カタクリの花は1本のままで増えないのですね。ことしも咲いてくれてよかったですね。ヒトリシズカは珍しいですね。初めて見ました。

エゴマ小母 さんのコメント...

ヒトリシズカ 花も花名もステキですね。
私も買った花・木もいいですが、
こうしていつまでも思い出のある花、大好きです。